CD-14
ブリテン
UK




01 サーカシアン・サークル [ Circassian Circle ]
 イングランドの踊りです。
 コーカサス(サーカシアン)地方を旅行していたイギリス人が、その民族の踊りに心を打たれ、イギリス風に手を加えて発表したのがサーカシアン・サークルです。しかし、私には、どこの部分がコーカサス風なのかが分かりません。全てイギリス風に感じるのは不勉強のせいでしょう。

02 ザ・ビッグ・セット [ The Big Set ]
 イングランドの踊りです。
 ライト・ハンド・ターン、レフト・ハンド・ターン、ツー・ハンド・ターン、ドーシードー、スイング、プロムナード・・・というコールに合わせて楽しく踊ることができます。コールのタイミングの勉強にもなりますね。

03 ザ・ウッド・ダック [ The Wood Duck ]
 踊り方の例(動画)。
 イングランドの踊りです。動画の曲を探していますが未だ見つかっていません…。
 踊りは、3/4 拍子の美しいワルツ曲に振りつけられたもので、ジプシー・ターンというイングランド特有の回転が出てきます。

04 チェスナッツ・ツリー [ Chestnut Tree ]
 イングランドの踊りです。

05 オスロー・ワルツ [ Oslo Waltz ]
 3/4 拍子。サークルでのミクサー・ダンスです。
 イングランド〜スコットランドの踊りです。踊りは、北ヨーロッパに多く見られるファミリー・ワルツと同様のパターンです。

06 サイムス・バーテ [ Siamsa Beirte ]
 アイルランドの踊りです。「釣鐘草」の意味です。
 ここまで踊れれば神ですね→(動画)。

07 カナディアン・バーン・ダンス [ Canadian Barn Dance ]
 オールド・タイム・ダンスです。バーン・ダンスは16世紀には踊られていた様で、色んな曲によって踊られていますが、だいたい踊りのパターンは決まっています。前進・後退、離れて・近づいて、進んで・戻って、ツーステップ・ターンです。
 バーン・ダンスの中でも、カナディアン・バーン・ダンスは特に有名です。
 オールド・タイム・ダンスとは、19世紀から20世紀初頭までのボールルーム・ダンスです。カップルの踊りで同一のシークエンスをもち、パートナー・ミクサーするものも少なくありません。フォークダンスと現代の社交ダンスの中間に位置するもので、英国の社交ダンス関係の人々によって、研究、整理されています。

08 プライド・オブ・エリン〜セント・バーナード・ワルツ [ Pride of Erin & St. Bernard's Waltz ]
 オールド・タイム・ダンスです。
 踊りは前半がプライド・エリン・ワルツで、後半がセントバーナード・ワルツです。プライド・オブ・エリンの音楽は、「アイルランドの子守歌」です。セントバーナードとは、犬の名前ではなく、イギリスで教会の建立や信徒の増加に貢献したフランスの名僧「クレールボーのベルナール」の名がつけられたものです。

09 ゲイ・ゴードンス [ Gay Gordons ]
 スコットランドのポルカの踊りです。

10 ロード・ツー・ジ・アイルス [ Road To The Isles ]
 スコットランドのストラスペイの踊りです。

11 コール・ツー・ザ・パイパー [ Call To The Piper ]
 スコットランドの踊りです。

12 ザ・ロバーツ [ The Roberts ]
 スコットランドのオールド・タイム・ダンスです。簡単な構成ですが、オールド・タイム・ダンスの雰囲気、スコティッシュ・ツー・ステップの踊りを再現するのは練習が必要です。
 この音楽は、フレンドシップ・ミクサー、ミリタリー・ショーティッシュなどにも使われています。

13 ダッシング・ホワイト・サージャント [ Dashing White Sergeant ]
 踊り方の例(動画)←アメリカ・ナイズされてますね。
 この踊りは、スコティッシュ・カントリー・ダンスのジグの踊りです。三人一組となり、他組と向き合った6人で踊ります。トリプル・サークルです。簡単な構成ですので、スキップ・チェンジ・オブ・ステップ、パ・デ・バスクなどの基本ステップやリール・オブ・スリーなどの体得に最適です。
 スコットランドでは大変古くから踊られており、現在でも最も人気のあるダンスの一つとして踊り継がれています。日本には、戦後まもなく紹介され、普及しました。

14 ドミノ・ファイブ [ Domino Five ]
 この踊りは、リールの踊りです。スコティッシュ・カントリー・ダンスでは珍しい5人による踊りで、しかも男女の区別もいりませんのでスコティッシュ導入に適していると言えます。ただし、リール・オブ・スリーが出てきますので、きちんと練習してから踊らなければ踊りが崩壊しますのでご注意を。

15 アイリッシュ・ローバー [ Irish Rover ]
 この踊りは、スコティッシュ・カントリー・ダンスのリールの踊りです。

16 51師団リール [ Reel Of The 51'st. Division ]
 踊り方の例(動画)。パーティーの模様でしょうか? 若い方が多いですね。
 本来は4カップルで踊りますが、こちらの動画ではデモ用に5カップルで踊っています。ずっと踊りっぱなしになるんで辛いかも知れませんが、なかなか面白い構成だと思います(動画)。
 この踊りは、スコティッシュ・カントリー・ダンスのリールの踊り(2/4拍子)です。1940年、第二次世界大戦中のこと、ドイツとの戦いの際にイギリス陸軍第51師団に所属する二人の将校が創ったもので、戦後は一般の人々にも広く愛好されることとなりました。途中で出てくる1組が2組・3組の中に入ってX型になるところはイギリスの旗のイメージらしいです。

17 エイトサム・リール [ The Eightsome Reel ]
 この踊りは、スコティッシュ・カントリー・ダンスのリールの踊りです。

18 アップ・イン・ザ・エアー [ Up In The Air ]
 この踊りは、スコティッシュ・カントリー・ダンスのストラスペイの踊りです。
 美しいピアノの演奏に合わせて優雅に踊りたいものです。

19 レイジー・ロビン [ Razy Robin ]  ロビン・シーオグ [ Robin Ddiog ]
 ウェールズの踊りです。「怠け者のロビン」の意味です。
 Vポジションのシングル・サークルで踊ります。

20 フェアウェル・マリアン [ Farewell Marian ]
 ウェールズのカントリー・ダンスです。3/4 拍子のカップル・ミクサー・ダンスです。
 「さようなら、マリアン」・・・というタイトルだけあって、哀しい調べであり、さようならのイメージが漂います。
 パーティーなどのエンディング・パートに最適だと言えます。