CD-10
バルカン
Balkan



01 アリ・パシャ [ Ali Pasa ]
 トルコの踊り。「アリ将軍」の意味です。Bora Ozkok 氏によって紹介されました。
 5/4 拍子、小指のWポジション、オープン・サークルの踊りです。
 ここでは、ゆっくり目の演奏の男性ヴォーカル曲を選びました。

02 ケンディメ [ Kendime ]
 踊り方の例(動画)。
 トルコの踊り。ケンディメとは、「私自身に」という意味があり、過去の甘い思い出に浸る青年の歌です。8呼間の繰り返しの踊りですので、初心者でも楽しむことができます。

03 マヴィ・ボンチュク [ Mavi Boncuk ]
 音楽(音楽)。
 トルコの踊りです。なぜか、アルメニアのガルーンと、曲も踊りもよく似ています。お隣の国だし、歴史上色々とあったので文化の交流もあったのでしょう。ガルーンよりも簡単な構成の踊りですが、踊られているのはガルーンの方が多い様に感じます。マヴィ・ボンチュクも素敵な踊りですので選曲しました。
 女性のヴォーカル入りです。

04 ターキッシュ・ホラ [ Turkish Hora ]
 トルコの踊り。
 簡単なバルカン・ベーシックの踊りですが、音楽の切れがいいので盛り上がります。パーティーなどで踊ると最適ですね。Tポジションも格好いいし。曲名は、単に「ホラ」となっていますが、通常は「トルコのホラ」、「ターキッシュ・ホラ」と呼ばれています。トルコの民謡に振り付けたものです。
 曲は、イスラエルでは、「ベシューム・イトヘム」と呼ばれており、元気のいいホラの踊りが振りつけられています。
 詩の内容が、「さあ、手を取って、さあ愉快に飲んで、食べて、踊りましょう」なので、もしかしたら、ターキッシュ・ホラがタイトル・・? いやいや、そんなはずはありませんね、なんでトルコの曲名を英語でつけるねん! と突っ込みが入りそうです。

05 トルキスタン [ Turkistan ]
 2/4 拍子、Vポジションのオープン・サークルで踊ります。
 トルキスタンとは、中央アジアの大部分を占める地域のことで、名はトルコ人の土地の意です。9世紀以降、住民の多くをトルコ系民族が占めています。2/4 拍子、Vポジションのサークルで踊られます。
 いくつかの曲が紹介され、イントロが短い曲もあるようですが、この曲はきちんと全イントロを流して頂きたいものです。イントロが東洋的で実にいい感じなのですから。
 日本には、エルジュメント・クルチ氏 [ Ercument Kilic ] が伝えました。

06 イシュテ・ヘンディック [ Iste Hendek ]
 音楽(音楽)。タイトルの意味は、「ほら、溝だ」です。
 トルコの踊り。2/4 拍子、インターロック・ホールドのオープン・サークルで踊ります。
 詩は、「この娘と結婚したければ溝を飛び越えてみろ」というものです。

07 バリシュ・ハライ [ Baris Halayi ]
 トルコの踊り。Bora Ozkok 氏によって紹介されました。
 2/4 拍子、インターロック・ホールドで隣の人と肩を寄せてホールドし、オープン・サークルで踊ります。

08 ジルベリ・オイ [ Cilveli Oy ]
 トルコの踊り。2/4 拍子、小指によるWポジションのオープン・サークルで踊ります。ただし、歌なしの時がWポジションで、歌ありの時はVポジションで踊ります。

09 ラッカス [ Rakkas ]
 トルコの踊り。

10 ヴァイタ・ネルバサン [ Vajta n' Elbasan ]
 アルバニアのチェーン・ダンスです。「エルバサンに行こう」の意味で、エルバサンは都市名です。

11 アイデ・ヤーノ [ Ajde Jano ]
 コソヴォの踊り。

12 アルバンスカ・スヴァドベナ・イグラ [ Albanska Svadbena Igra ]
 コソヴォに住む「アルバニア人たちの結婚式の踊り」です。この踊りはアルバニアでは、ショタと呼ばれます。
 ショタは、アルバニアではよく踊られる踊りで、結婚式などの集いの時に愉快に踊ります。チェーンで踊ったり、またはソロ、カップルで踊ります。
 4/4 拍子、女性のみのクローズド・サークル、連手はせずLODを向いて踊り始めます。

13 エキズリースコ・ホロ [ Ekizlisko Horo ]
 ブルガリア、トラキア地方の踊りです。

14 ジアナ [ Jiana ]
 ルーマニア、トランシルバニア地方の踊りです。

15 キシャ・パダ [ Kisa Pada ]
 クロアチアの踊りです。タイトルは、「雨がふっています」の意味です。詩は、「雨が降り、マリーゴールドの花が弱っています。恋人は私を忘れてしまいました。」です。
 踊り方の例(動画)。動画では練習のためオープン・サークルの様ですが、ドルメッシュはやはりクローズド・サークルじゃないと味がでませんよね。ステップには、この地方独自のドルメッシュという震わせ踊りが出てきます。

16 マリオアラ [ Marioara ]
 ルーマニアの踊りです。
 日本には、マイケル・ハーマン氏によって紹介されました。

17 ヌネアスカ [ Nuneasca ]
 ルーマニア、ムンテニアの踊りです。

18 パプシェレレ [ Papuselele ]
 ルーマニアの踊りです。

19 タリーナ・デ・ラ・アブルード [ Tarina De La Abrud ]
 ルーマニアの踊りです。

20 マケドンスコ・デヴォイツェ [ Makedonsko Devojce ]
 マケドニアの踊りです。